丸菱北部九州|スイーツ・ベーカリー専門商社

基山町を愛し、基山町を発信する 和洋菓子店。地元に愛され、地域に幸せを届けたい。

店名:AVIGNON(あびによん)
2024年12月19日

伝統を受け継ぎながら今の時代に求められる店づくりを

店名:AVIGNON
(あびによん)
オーナー:梁井 雅伸様

祖父から3代続く菓子店。伝統を守りながら菓子職人として常に新しいスイーツを発信。和洋ともにバリエーション豊富な品揃え、シェフの柔軟な発想と技術が感じられる。

所在地:〒841-0204 佐賀県三養基郡基山町宮浦186-9

TEL:0942-92-3465

Instagram:https://www.instagram.com/kiyama.avignon/

サポートを依頼された理由・経緯

創業した祖父と洋菓子を学んだ父の跡を継ぎ、3代目である私は和菓子の道に進みました。「和菓子に力を入れていきたい」、「何か新しい風を取り入れたい」と考えていた時、丸菱の総合展でブランドデザインチームの方々と出会い、話をしたことが本格的にリニューアルを考えるきっかけとなりました。
課題に対し、地域のことや菓子業界のことなどさまざまな方面の細かいリサーチによって、想像以上に綿密かつリアルな提案をしてくれたことが印象に残り、業界をよく知る丸菱さんと一緒に進めていこうと決めました。

丸菱チームと取り組んで印象に残ったこと

型にはめるのではなく、すべてにおいて我々に寄り添った提案をしてくれ、とても心強かったです。まずはお店の軸となるコンセプトやロゴマークなどのリブランディングからスタート。何度も意見交換を重ねてコンセプトをしっかりと定め、店として進むべき道筋を立てました。
中でも「リニューアルの目玉を作りましょう!」という提案のもと開発した新商品のどら焼き「どんきゃんきゃん」の大ヒットは、丸菱さんならではのアイデア。コンセプトを固めていたことで、何をするにも迷いやズレがありませんでしたし、リリースして間もないですが、主力商品の一つになりました。
リニューアルしてよかったことは、売上の向上はもちろんですが、なにより若い世代のお客様が増えたことです。新しい客層を取り込むことが改装の大きな目的でもあったので、狙いどおりの反応が見られてうれしいです。

未来を描く方々へのメッセージ

正直、これまで続けてきたものを変えるということに不安もありましたが、挑戦してみると目に見えて数字が伸びました。商品を絞り込み、ロゴやパッケージを変更した時にギフト商品が120~130%アップ。店舗改装によってさらに平日130~140%、土・日曜180%と売上げが大幅アップ。この成果には自分でも驚きました。
せっかくリニューアルするなら“大胆さ”や“思いっきり”が必要だと思います。中途半端だとお客様に気づかれないし、お店の本気度が伝わりにくい。ただ、自分たちではわからないことや気づかないことも多いので、業界をよく理解するプロの視点が必要。その点でも丸菱さんはとても信頼できました。長い目で見て、これから何をすべきか、どう進んでいけばよいかなどを一緒に考え、整理できたことは、店の大きな成長につながっています。